【RYT200合宿】頭がスッキリする瞑想3選!いますぐ手軽に始められる新習慣

最近巷で流行している「瞑想」

 

マインドフル状態になり、様々な良い効果をもたらすと言われています。

 

具体的なメリット

①血圧の降下

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:IBS)の症状の緩和

③不安感、抑うつ感、不眠の改善

④急性呼吸器疾患(インフルエンザなど)の発症・期間・重度の改善

 

特に今日では③の不安感、抑うつ感、不眠の改善を目的に瞑想をされる方が多いそうです。

私自身、躁鬱症状が強かった時瞑想に出会い、心身ともに支えられました。

今では瞑想の習慣がなくてはならないものとなっています。

 

 

 

そもそもマインドフルネスとは何か?という方もいるでしょう。

 

実はこの概念を説明するのはとても難しくて、俗説が大量にある状態・・・。

 

 

ひとつ例を挙げるとすると、イライラしている自分に気づいているのがマインドフルネス。気づいていないのがマインドレスネス。

 

もう少し詳しい言い方をすると、掃除をしろ!と命じられて「嫌だな〜めんどくさいな〜」という心のままに掃除するのがマインドレスネス。

 

心を込めて、「掃除をしたらみんなが気持ち良くなるなあ」と思って掃除をするのがマインドフルネス。

 

この2つの違いがどこにあるかお気づきでしょうか?

 

 

前者は浮かんできた思考のまま、それに流され行動をしている状態。

 

後者は、「めんどくさい」「嫌だ」という想いを制御している状態。つまり感情のコントロールを自ら行ってます。

 

 

 

 

ただ、マインドフルネス状態がいきなりできるようになるならば、世の中は聖人だらけ。

 

みんなこれができないから日々後悔の念で自分を傷つけてしまったり、人間関係で悩んでしまったり、心を疲弊させて生きています。

 

だからこそ、意図的にマインドフルネス状態を作る「瞑想」という手段を用いて日々トレーニングすることが大事なのです。

 

瞑想はマインドレスネス状態から、マインドフルネスへと移行する「今、ここ」のみに注目だけ。

 

たったそれだけでマインドレスネスから脱することができるのです。

 

イライラしている自分から距離を置く。つまり「イライラ」「焦り」「怒り」といった自動的に湧き上がる感情から離れることができます。

 

 

 

 

少し実践してみましょう。

 

まずは呼吸を観察してみます。

 

吸うときに膨らむ胸やお腹。鼻に入る冷たい風。

 

吐くときに風船のように萎む体や内部を伝う暖かな息。

 

いつもやっている呼吸に目を向けると様々な発見があるでしょう。

ちなみにこれも「呼吸瞑想」と言われる瞑想の一種です。

 

 

これを5秒やっただけで5秒マインドフルになったと言えます。

 

これを1分やったら?5分やったら?毎日継続したら?

 

1年後、5年後どんな自分のなっているか、どんな自分になっていたいか想像するのも素敵ですね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回の合宿で実践してきた残り4つの瞑想方法を紹介します。

 

❶食べる瞑想

3粒ずつレーズンが配られる。

まずじっくりと見つめ、観察することに注意を払う。

 

感触を確かめ、香を感じ、自分の中で生まれた変化に気づく。

口に運ぶ前から溢れる唾液。

レーズンってどんな形?全て同じ大きさ?

自問自答しながらレーズンと向き合う。

 

それからゆっくりと口に運ぶ。この時の動作も観察。

 

舌の上に乗せた感触、噛んでみた時の味の違い、レーズンにまつわる記憶。

喉をレーズンが通る感覚を見つめる。

 

この一連の流れから起きる自分の感覚をじっくり観察する。

 

 

 

以上が食べる瞑想の流れの一例です。

これはレーズンだけでなく普段の食事でも取り入れられます。

 

めちゃくちゃ早食いだった筆者も

 

ふとしたときに食事瞑想を意識することで味わいながら食事をすることができるようになりました。

 

食事がゆっくりになると、作った人への感謝の気持ちも生まれるゆとりができる。

 

するとさっきまでカリカリしていた自分はどこへやら、マインドフルな自分を取り戻すことができるのです。

 

(しかも理性が働き腹八分で我慢できるからダイエット効果も絶大!!)

 

 

 

 

 

 

 

❷香の瞑想

 

まず目を閉じて深呼吸を行う

 

香を鼻に近づけて、それに対する感覚・心の中で生まれた感情を観察する。

 

頭頂からつま先にかけてスキャンするように香りによる全身の変化を見つめる。

 

深呼吸してリラックスする。

 

 

 

普通に瞑想を行うより香に集中ができてマインドフル状態を持続させやすいと感じました。

 

それに加え、香によるリラックス効果のおかげで、瞑想後スッキリした気分になります。

 

チョイスする香りによっても効果が異なるので、色々と調べて楽しむこともできるので特におすすめな瞑想です。

 

 

 

 

 

❸歩く瞑想

 

ヨガマットの上を足裏を一歩一歩意識しながら歩く瞑想のこと。

 

歩くこと、この一点にのみ集中するだけです。

 

この歩行瞑想は禅の世界で使われる「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」に由来していると考えられています。

 

この言葉の意味は、「歩くという行為でさえ、立派な修行の1つ。だから一歩一歩、一瞬一瞬しっかりと集中する」というもの。

 

やり方

①リラックス状態で呼吸に集中しましょう

②ゆっくりと歩き始めます

③片足が地面から離れる時、地面に触れる時、重心が移動する感覚、マットが足裏に吸い付く感覚、1つ1つ見つめていきます。

④足の感覚が見つめたら体のパーツごとにどのように変化しているか観察してみましょう。(その間も歩き続ける)

 

 

★裸足でやるのがおすすめ

 

 

 

 

 

まとめ

「瞑想」と聞くと仰々しく、宗教チックで、難しそうな印象を受けるかもしれません。

 

ですが「今ここ」を見つめれは、それはもう立派な瞑想。

料理をしていても、音や匂いを見つめれば瞑想。

運転していても、ハンドルの感触や流れゆく車に集中すれば瞑想。

 

なんの道具もお金も準備も必要なく、今すぐできる瞑想。

こんなに簡単なのにたくさんのメリットがある手軽な習慣を、是非皆さんも取り入れてみてはいかがでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考サイト

 

厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業

https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c02/07.html

Daigoさんの動画

https://www.youtube.com/watch?v=nw_cjnVdnGM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初心者こそRYT200を取得すべき5つの理由

こんにちは

 

ヨガ歴半年のビギナーからRYT200を取得したAnneです。

 

〜Anne's spec〜

2000年生まれの20歳(8月現在)

身長152cm体重40〜42kg

運動;中学に剣道部所属 以降ずっと文化部

体はめちゃめちゃ硬い(開脚は80度くらいしかいかない)

2021年の2月からヨガを始める。

初めは本を参考に、途中からはYouTubeを使って、8月からはLAVAに通って1日2レッスン受ける。

その後8月16日〜25日まで沖縄でRYT200合宿へ突撃!

(最後はかなり詰め込みでヨガを体に馴染ませて合宿に行った記憶)

 

 

 

今回10日間のRYT200合宿にビギナーが参加して、良かったと思うこと5選を紹介します。

 

 

1、基礎から学べる

2、ヨガへのモチベーションが高まる

3、変な癖がつかずにアーサナが取れる

4、ヨガ仲間が一気に増える

5、フィットネス意識からの脱出

 

 

1、基礎から学べる

誰もがヨガを始めるとき、ヨガって一体なんなのかよく分からずにレッスンを受けると思います。

 

私自身、指示された通りにポーズをとってみて、なんとな〜く筋肉に効いてるかも?という曖昧な感覚でヨガを学んでいました。

 

今振り返ってみると、基礎の基礎であるヨガの立ち方すらできない状態で、見様見真似に行っていたので、本来の効果は半減していた気がします。

 

せっかくやるなら最大限の効果を発揮させたいですよね。

 

 

RYT200の講座ならヨガの基礎からゆっくりと積み上げながら学ぶことができます。

 

今までレッスンを受けていた時はいわば受動的なヨガ。

 

インストラクターになるということを意識するだけで一気に能動的なヨガへと視点が変わります。

 

そのことでより理解が深まり、確実にステップアップすることができるのです。

 

 

 

 

 

私が塾講師のアルバイトとして高校生を指導してていた頃、

 

よりわかりやすく説明するにはどう教えればいいか試行錯誤しながら勉強をしていました。

 

却って受験生時代よりも、より内容の理解が深まり、より勉強が好きになったという経験があります。

 

受動的な勉強から能動的な勉強へ変わったおかげなんですね。

 

それと同時に基礎の積み重ねの重要性を学びました。

 

これはヨガでも同じことが言えそうですね。

 

教える側に回ることでよりヨガに対する理解が深まり、基礎の重要性を体感できると思います。

 

 

 

 

2、ヨガへのモチベーションが高まる

 

私の中で重要度ランキングをつけるとすれば、これがかなり上位に入ります。

 

コロナ禍というのもあって、ご自宅でヨガを継続しようと考えている方が多いですよね。

 

ただ、毎日ヨガの時間をとって、YouTubeや本を開いて、適当なプログラムを選び、マットを敷いて、ヨガを始める。

 

ヨガをするまでにたくさんの障壁が生じてしまうのが現実です。

 

人間は何かをするのに手順が多ければ多いほど継続できなくなってしまう傾向があります。

 

せっかく健康や美容などのためにヨガを続けようと思ってもなかなか行動に移せないという悩みがあるのは当然の話です。

 

私も正直合宿に参加することを決めるまで結構ヨガをサボってました。

 

ただ、参加を決意したことで、参加費を無駄にしたくない!という気持ちから、かなり真剣にヨガへ打ち込むようになりました。

 

さらに実際に合宿に参加すると、ヨガ好きの仲間たちからたくさんの刺激を浴びまくることができます。

 

自分が初心者なので、周りはほとんど先輩状態。

 

どうやって上手くなったのか、どういうきっかけで始めたのか。

 

1日中ヨガの話を聞きまくり、脳内のヨガソフトウェアがどんどん更新されていきます笑笑

 

そのため合宿が終わった現在も1日中ヨガのこと考えている始末・・・^^;

 

 

今はヨガに本腰を入れられてない。気持ちが中途半端。

 

そんな人でも大丈夫。いやでも合宿でヨガ脳に切り替わります。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3、変な癖がつく前に正しいアーサナを知れる

 

1人で本を相手に、YouTubeを相手にヨガをやっていると、果たして自分のアーサナは正しいのか。不安になると思います。

 

そのため、最初から正しいものがなんなのかを癖づく前に理解しておくことがとても重要です。

 

集団レッスンとかだと、アジャストに入ってくれる回数はかなり限られている。

 

また、何が間違っていてどうすればいいのか、全て教えてもらうことはほぼ不可能。

 

 

RYT200の講座では、まず座学で正しいアライメントを学び、その上で実践に入ります。

 

そのため、アーサナを取るたびにぐんぐんミスアライメント・正しいアライメントを吸収することができて、

 

成長をしっかりと実感することができます。

 

実際、合宿後に初めて受けたレッスンでは、ポーズごとに「この骨は引き入れて・・・ここの太ももは外旋するんだ!・・」

 

と直ぐ実践へ生かすことができました。

 

1ポーズ1ポーズ大事にする姿勢が勝手に身についたことが大きな収穫です。

 

解剖学ではこんなに細かく勉強するの!?というくらい骨や筋肉の名称・形状を学びます。

 

初めはきついですが、必ず最後には勉強してよかったと思える瞬間がきます。大丈夫。

 

 

 

 

 

4ヨガ仲間が一気に増える

 

 

全国津々浦々、年齢も性別も、職業も何もかもが異なるメンバーが集います。

 

共通点はたったひとつ。

 

それは「ヨガ好き」であるということ。

 

 

 

話が続かない?性格が合わない??

 

何にも問題はありません。ヨガという共通項があれば10日間なんて一瞬。

 

それにRYT200という同じ目標を掲げているみんなだからこそ、互いに切磋琢磨し、支えあうことができます。

 

試験やでもレッスンなど、次々と立ちはだかる壁を乗り越えたメンバーは最終日、とても強い絆で結ばれています。

 

 

 

私が参加した合宿では、最終日になるとお互いに名前で呼び、タメ口で喋り、次会う約束を取り付けている人が出るくらい親密になっていました。

 

合宿が終わってから、それぞれの目標に向かって歩き出します。

 

 

ヨガを通じてまた再開することを約束した仲間が各地で頑張っていると思うと、とってもやる気に満ち溢れます。

 

モチベーションも格段に向上しました。

 

 

だからこそ、RYT200を取得するというのは、ヨガを継続する鍵になると思います。

 

 

 

 

 

5、フィットネス意識からの脱出

 

これは、フィットネス目的でやっている方からすると???という話になります。

 

世間一般で捉えられているヨガというのは、ヨガのうちでもかなり一部分の「坐法」という領域です。

 

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ヨガにおいて、最終目的はざっくりいうと「心をコントロールする」ということ。

 

そのために、坐法といういわゆるポージングを行ったり、瞑想をしたり色々な手段を用いるんですね。

 

ポージングにのみ囚われていると、実はヨガ最大の効果であり、目的である心のコントロールまでは及ばなくなってしまうそう。

 

 

RYT200ではヨガ哲学、マントラ、歴史など、ヨガを構成する多くのパーツを学ぶことができます。

 

この部分を知ることができたおかげで、私にとってのヨガが趣味から体の一部分にまで変化しました。

 

筆者は基本的に精神がすごく弱くて、人と会話した後1人でいつも反省会を開くくらい自分に自信がない人間です。

 

ただ、今回の合宿でヨガの哲学を学び、自分の軸を固めることが少しずつできるようになってからは、自分を傷つけることが減りました。

 

何より、宗教っぽさが他よりも少なく、ポージングから入っているからというのが大きく影響しているかもしれません。

 

スートラ(聖典)にはどんな宗教を信仰していてもOK!手段が違うだけでゴールは同じだもんねというスタンスに救われました。

 

(ちな、私は特定の宗教を信仰してません)

 

 

色々と脱線してしまいましたが、まとめると、ヨガをより深く学ぶことができるということ。

 

あなた自身の人間の幅をきっとより広くする効果をもたらすでしょう。

 

 

 

 

 

まとめ

 

初心者だから・・・と尻込みしているのはもったいないです。

 

確かに経験者の方が講座の内容が理解しやすく、言われたアーサナを難なくとることができるのは事実です。

 

ただ、私たち初心者は乾いたスポンジであることを忘れないでください。

 

まっさらな状態で誰よりもたくさんのことを貪欲に吸収することができます。

 

今回の合宿を見ていて少し思ったのですが、

 

経験者の多くは、自分が理解していることを基本に、新たなことを枝葉としてとり入れているスタイルの方が多くいました。

 

(実際本人たちもそう言ってました。)

 

それが悪いとは全く思いませんが、せっかく同じお金を払うなら先生が何十年もかけて身につけたことを、余すことなく吸収したほうが得ですよね。

 

経験を積んでいく中で、後から取捨選択すればいいのだから。

 

 

それと、合宿に参加すると決めてからはよりヨガに対するエンジンがかかるので、そう言った点でもおすすめです。

 

私はヨガ歴半年で参加したことを後悔していません。

 

 

 

 

 

もし、迷っている方がいらしたら、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

それでは、素敵なヨガライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RYT200合宿 食事大公開!

RYT200合宿の何がよかったって、もう、ひたすらに、食事!!!!

 

とっても美味しかった。1日3回の食事が楽しみで合宿を乗り越えたと言っても過言じゃない。

 

 

ゴーヤチャンプルから沖縄そば、テビチー、ジューシーなどの沖縄の食べ物もさることながら、カレーやチキンカツ、野菜炒め、甘酢チキン、スープまで美味しかった。

 

 

楽しみすぎて写真を撮らずに瞬殺で食べてしまったものもあるので、一部だけの紹介になること、ご了承願いたい。

 

 

 

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まずは朝食。ビュッフェスタイルで、魚や卵、納豆、豊富なサラダ、ジュースにコーヒー野菜炒めなどが揃っている。基本は和食ベース。

鯖が好きで毎食食べていた。

 

食堂のおじさんはバナナ農園を持っているらしく、そこで栽培したアップルバナナのバナナジュースが出てきた。

もうそれが美味しいこと美味しいこと。

アップルバナナの名の通り、鼻に抜ける爽やかなりんごのような香と、濃厚な味わい。ミルクとバナナ1:1とは思えないほどの濃厚さに衝撃が走った。

これからの人生、きっと長く続くだろうが、このジュースを超えるものに出会えないと思えるくらい美味しかった。

食堂では1杯500円で出しているそう(アップルバナナ自体が希少で高価なものだから)

全然1000円でも2000円でも出すから飲ませて欲しい。。バナナジュース中毒者が続出した合宿となった。

 

 

 

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次に昼食。食堂は平日普通に一般のお客さんも来るので、その時は朝と同じくビュッフェスタイル。

ここででるゴーヤチャンプルやカレーが絶品。

チキンカツや、唐揚げなど揚げ物類も出現するのだが、そのあとレッスンがあることを忘れてがっついてしまう・・・^^;

10日目の昼に出てきたサーターアンダーギーは自分史上NO1の美味しさだった。

基本ドーナツはオールドファッション1択の私、サーターアンダーギーが好きなのはいうまでもないだろう。

沖縄ついてからサーターアンダーギー食べくらべをしていたのだが、ここのが1番美味しかった。

ただ、デモレッスン発表前だったので2個にとどめた。本当なら50個くらい食べたかった。

 

 

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夕飯は基本一品スタイル。

中間あたりで出てきたテビチーとダルカレーが美味しすぎて料理人を誘拐したいレベルだった。

特にカレー。スパイスの配合バランスが本当に好みで美味しかった。

3日目あたりに食べた豚足のスープも忘れられない。

 

あと、基本的に出てくる汁物が全て美味しい。なんの出汁使っているのか謎だが、ひたすらに美味しかった。

 

 

 

 

 

 

1日何千kcalという運動量を支えてくれたのは本当にこの食事たち。

感謝しかないし、沖縄にまたくる機会があったら絶対に立ち寄りたい。

 

 

あと、食堂のおじさんの人柄が最高。

いつもニコニコしてて、誰もいない時大音量で沖縄の歌を歌っちゃう面白いひと笑

夕食後少し話をするのが楽しみでした。

 

 

 

 

 

おまけ。

帰宅後体重を測ってみた。

終日ヨガやっていたから痩せていると思いきや、全く体重変わらなかった😱(むしろ増えてる説)

 

 

ご飯が美味しすぎるのがいけない。私は悪くない(自己暗示)

 

RYT200合宿 何を持っていった?何があればよかったよかった?

今回私が参加した合宿は11泊12日。

実際のレッスンは10日間で、最終日が夜までかかるため1泊多い日数になっている。

 

今回はそのヨガ合宿で何を持っていったか。持っていかなくて後悔したものは何かについて記す。

これから参加される方の役に立てば幸いだ。

 

これが今回私が持っていったカバン2つ。

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周りと比較しても小さい方なのだが、中にはバックパック1つという猛者も・・・笑笑

 

多くはキャリーケースとリュックスタイル。

帰りにテキスト数冊が増えるので、その辺も加味しておいた方がいいと思う。

飛行機の重量オーバー問題が頻発していたので、その辺も要対策。

折り畳みタイプのヨガマットを持っていったのでカバンにしまえたが、ロールタイプだと担がなくてはならないので、荷物の個数を考えるとき注意。

 

最悪那覇空港近くにあるクロネコヤマトで荷物を家に送るのもあり。(⚠︎空港内のヤマトでは荷物を出せない)

あとは荷物追加申請をのる飛行機にすれば2000〜3000円の追加料金で持って帰れる。

peachを利用する人は、1つは機内持ち込みが2つ+荷物預け1つプランがおすすめ。シンプルピーチってプラン。

 

 

 

 

持ち物は予め連絡される物で十分対応だった。

かなり自然豊かな場所にあるので、気軽にコンビニにもいけないし、そんな時間も到底ない。

そのため必要なものは全て揃えておいたほうがいい。

 

 

 

■予め伝えられていた持ち物

薬、マスク、体温計(毎日計測)、筆記用具、事前に伝えられていた課題や図書、ヨガマット、部屋着、ヨガウェアx4〜5、下着、スニーカー、タンブラー、手提げ、洗濯ネット、歯磨きセット、化粧品類、交通費

 

f:id:neko_12hiki:20210828184734j:image(これにプラスヨガウェア)

 

(※担当する先生や回によって異なるので参考程度に)

 

筆記用具→蛍光ペン、付箋があると便利。書くことたくさんあるので、ペンも十分に。

ヨガウェア→私の回では10日で2回洗濯できたので4着で十分だった

洗濯ネット→結構大事。入りきらなくてそのまま入れてしまったスパッツが行方不明になってしまった^^; 

乾燥機を使うので、大きめが良いかも。小さいのにぎゅうぎゅうにして入れたら生乾きだった☺️

手提げ→宿泊施設から道場へ移動する際に便利

交通費→那覇空港からアシュラムまでのバス2本は、2000円以上の両替ができない。しっかり1000円札と小銭を持っていこう。(私ギリギリだった)

 

 

■+αで必要なもの(個人的に)

 

★ノート

意見交換とか、先生が言っていたこと、自分の考えとか書き留める瞬間が数多くあるので、これは必須だなと思った。

★チョコレート

黒糖とかは準備されているけど、それ以外甘いものはほとんどない。チョコレートなどリラックスできる食べ慣れたものがあると安心かも。

★便秘薬

半分くらいの人が、環境や食事の変化、ストレスで便秘に悩まされていた。

水が合わず、急遽ペットボトル水を購入した人も3名ほど。

予めコーラックなど持っているといいかもしれない。筆者はちなみに10日でなかった。笑

下腹部がつっかえてツイストができなくなった時焦りよりも先に爆笑してしまったので問題はなかったけど(^^)

★日焼け止め

沖縄の日差しはかなりきつい。焼く覚悟がなければ、ちゃんと準備すべき。

★帽子

ビーチヨガやビーチクリーンで活躍,持ってきてよかった〜と思った。

★充電器

 

■むしろ必要ないなと思ったもの

 

★スニーカー

全てサンダルでことが済んだ。むしろ荷物になったので、持ってきたことを後悔。

 

補足

10日間、私服は必要ない。

本当に朝から晩までヨガ漬けなので、着替える暇もない。ヨガウェアだけで十分かと。

 

シャンプーやタオルは備え付けあり。

ただ、化粧水、洗顔料などはないため自前のものが必要。

 

 

ここに記したものは、個人の一感想ということを念頭に置いて参考程度にとどめてください(^ ^)

 

 

 

最後に超個人的なよもやま話をひとつ。

 

合宿に行って周りを見て思ったこと。それは

「全身脱毛しておけばよかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 

まじでみんなツルッツル。

私の背中空飛べそうなくらい毛が生えてて😱😱って感じだった。

脇処理とかも大変だし、腕とかも気になるし。。。

ほぼ全員脱毛済みって聞いて、これからヨガ続けるなら早いうちやっておいて損はないよねえ。

としみじみ思った。

 

なので、脱毛済んでない方はシェーバーお忘れずに。

 

【RYT200合宿】 10日間の日記

合宿1〜10日までを振り返ってみよう

基本的には座学・実習の繰り返し。その中での気づきや心の変化などをゆるっと記載していく。

(あまり他の参加者については触れません。意図せずして傷つけたり、不快な思いをさせたくないので悪しからず)

 

以下のグラフを参照しながらぜひ読んでみて欲しい。

 

 

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まず1日目は慣れないことだらけで精神も体力も使った。ただ、1日中ヨガができる嬉しさでアドレナリンが大放出状態だった。

この頃はまだインストラクターになるためにきた。というよりかは楽しいヨガ合宿〜という気持ち。

 

 

 

 

2日目、全身筋肉痛で目覚める。朝から太陽礼拝を何十回もやり、さらに疲労蓄積。ただ、回数を重ねるごとにスムーズにできるようになってきて成長を感じる。

この日からインストラクターとしてどのようにキューイング(口頭での指示)をしなければならないかを学ぶ。全然覚えられないし、言葉と体が伴わなくて

自分自身に失望。

 

シャットサンガという、丸くなって思いの丈をぶつけ合う会で何も発言できなかった。本当に心が辛い時って何の言葉も発せない。

 

ただ、夕飯に豚足のスープが出てメンタルは戻った(ちょろい)

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アーユルヴェーダ診断で、私はヴァータと知る。いつかインドにあるらしいアーユルヴェーダの病院へ行きたい。

 

 

🌖ウルドヴァハスターサナが覚えられず夢の中で先生に怒られる。

 

 

3日目、この日からみんなの前で太陽礼拝のキューイングテスト。

あまり出来がよくなくて、落ち込み。。

 

食堂のおじさんが栽培した朝食のアップルバナナがめちゃめちゃに美味くて即メンタル改善。やっぱり私はちょろい。

濃厚で、本当にリンゴのような華やかな明るい香り。東京で買ったら1000円超えるときいてより美味しさが増す←

 

この日ヨガウーマンという映画を鑑賞。

現在ヨガ=女性のフィットネスという印象が強いが、以前は女子禁制のものだった。

それがどういう流れを辿って現在の地位を築いたのか、ヨガが人々にとってどのような存在になり得るのかをテーマにした内容。

(後々詳細にレビューする)

 

夕方にはRYT200を取得した後、自分たちはどのように活動するべきなのかについて学ぶ。

資格を持っているだけでは何も起きない。

自ら掴みにいかなくてはならないシビアな面を突きつけられる。

ただこの話は、ヨガに限った話ではないように思える。いつまでも受動的なままではいられない。

何か日々発信し続けなくてはという想いが強まる。

 

4日目、3・4日目が全体的に体力も精神力も底だったような体感。

シャットサンガでも、生徒VS先生的な構造になってちょっとヒヤリ。

先生の「教えられることは全て教えたい」という想いと、

生徒の「順を追って基礎をまず完全にしたい」という想いがぶつかったような形。

どちらの想いもよくわかるからこそ、何も発言できなかった。

双方が納得する結論へ持っていくまでにはあまりにも時間が限られすぎている。

 

モヤっとしたままその日は終了。

 

慢性的疲労感のピーク。全部が中途半端な気がして頭の中がずっとぐるぐるしていた。余計なこと考えてられないのに。

 

5日目

朝の歩行瞑想の時間に、将来のことについて考える。

獣医にはなるが、ヨガの道も諦めたくない。

ヨガに何らかの形では携わりたいという気持ちが次第に強くなる。

 

夕日を見ながら先生のウクレレの音に合わせてキールタンをする。

先生の声好きすぎる。波長がすごく心地良い。

マントラ唱えてた時もずーっと聴いていたいなと思ってたけど。

ぜひCD化するかyoutubeでアップして欲しい。

一生聴き続ける自信しかない笑

 

海が見渡せるウッドデッキでのキールタンほどのご褒美はない。

 

ただ、夕日はすごく危険。なんか感傷的になりすぎて、その後のレッスン中に泣きたくなった。

ハレークリシュナ ハレークリシュナ クリシュナクリシュナハレーハレー

ハレラーマハレラーマ ラーマラーマハレーハレー

 

夜はヨガとは何なのかについて学ぶ。

自分の言葉に置き換えなくてはならない。でないと、先生になった時生徒に説明できない。

私の中では草をかき分ける行為というイメージ。草原の奥の自己を見つけるために。

人それぞれいろんな意見があって面白かった。

一応経典上では「心を止滅させる行為」とのこと。

自己コントロール力が育まれるんだね。

 

 

6日目

ビーチヨガ!!久々に開放的な気分になった。朝から晩まで道場にいたから、より一層その思いが強くなったと思う。

これは言語化できないほど感動するので、どうかこの記事を見た方、そっとページをとじて、ビーチヨガ予約してください笑笑

私の口からは到底説明できません。

 

今日ペア練で教えてくれた名嘉梨予子先生、素敵な方だった。

面白くて気さくなのに、ちゃんと自分の領域を保つ感じが心地良い。

自分の軸が定まってないとできないことなんだなあと思う。時間がかかっても良いから自分の軸を定めたい。

 

 

夜のシャヴァーサナでのMira先生の言葉

「川べりに立っています 上流から流れてくる感情や 過去の後悔 未来への不安 流れに飛び込むと溺れてしまう ただ傍観する者となる」

 

私の中でのお気に入り。

今までの全インストラクターのシャヴァーサナの中で1番しっくりきた。

 

 

 

7日目

!!突然の生理到来!!

合宿直前に終わってたから安心してた。ホルモンバランスめっちゃ崩れててたからかな。

 

この辺になると、楽しみが食事になってくる。1日3回が本当に待ち遠しい。

ここの食堂の料理人が素晴らしすぎて、毎食毎食感動してる。。。

ここにきて初めてゴーヤチャンプル美味しいって思ったし、沖縄そばだしにハマりすぎて昼になるたび麺抜いて飲んでたし、

テビチー?っていう汁やばうまで、執筆しながら今よだれダラダラ。

この日でたダルカレーが本当に私のタイプど真ん中の味で2回おかわりした。控えめに言って最高でした。

 

この日くらいから本格的にヨガスートラを学び始めたのだが、知れば知るほど自分はスートラに反した生き方をしていたんだなと痛感した。

例えば、ヤマ【禁戒】の1つにアヒンサー【非暴力】というものがある。

アヒンサーは正確に訳すと「苦痛をひきおこさないこと」である。

この苦痛は物理的な暴力だけでなく、言葉や想いによっても引き起こされる。

 

私はいつも自分を否定し、自分を苦しめて生きていた。

今思うとこれはアヒンサーに反している。

 

これをきっかけにもう少し自分に優しく、周りにも優しく生きていきたい。そう強く思った1日だった。

 

 

8日目

次第にデモレッスンの内容が体に染み込んでくる。

1日前できなかったことが翌日さらっとできるようになっているという不思議をこの合宿で何度も何度も体験した。

辛いことがあっても楽しいことは絶対あるし、何かの糧になっているということが目に見えてわかるおかげで、前向きでい続けられる。

明けない夜はないなんてクサイ台詞があるが、その通りなんだなって実感できる。

 

この日あたりからは最終試験のデモレッスン練習が結構メインになっていたかな。

 

デモレッスンってすごく勉強になる。ヨガで重要なエッセンスがめちゃくちゃ詰まっているから。

正しいアライメント知ってないとアジャスト入れないし、自分が正しいポーズをきちんととらないといけないし、同時にキューだしもしなくてはいけない。

自分1人のためのヨガから抜け出して、周りのためのヨガへ一歩前進している感覚を肌で感じられる。

今回はメニューが決まっているが、自分でキュー出しできる技をもっともっと増やしていきたい。

 

 

9日目

試験前最終日。

ペアワークでひたすらデモレッスンとフィードバックの繰り返し。

ダウンドッグからのスライドプランクの流れとダウンドッグからアルダウッターナーサナの流れが苦手だった。

明日で泣いても笑っても最後かと思うと背中に冷たい風が通るような、そんな引き締まる想いが強くなる。

 

夜、

海を眺められるウッドデッキの上で最後の追い込みをした。

波の音と空いっぱいに広がる星々のもとでヨガができるなんて贅沢すぎる経験だった。

本当にこのアシュラムでしか経験できないことだらけだったと振り返りながら思う。

 

ポエミーでめっちゃ恥ずかしいんだけど、でも体験してもらったらこんな文章書かずにはいられなくなる笑

 

 

 

10日目

計11人のメンバーを2グループに分けてでもレッスンの試験を行う。

採点基準は不明。

基本的に重要となるのは

①レッスンの流れを覚える ②正しいキューイング ③正しいアジャスト ④正しいアーサナ ⑤時間ぴったりか(1時間ジャスト)

の5点になると思う。

 

私は⑤の時間が最後の最後の練習まで守れず、不安なまま発表へ臨むことに。

 

先生は再三「時間通りに!!」と言っていたが、初め私は「まあ伸びようが縮もうがしゃーないよなー」と軽く捉えていた(爆)

 

ただ、ある日先生が時間を警告するときにこんなことを言ってから考えが変わった。

 

スートラの教えの中にアステア(不盗)というものがある。

単純に考えると、万引きをしてはいけないという教えと捉えられる。

しかし、人から盗めるものは目に見える「モノ」に限った話ではない。

人の喜び、アイデア、そして時間など、気付かぬうちに我々は盗みを働いてしまっているのだ。

レッスン時間が伸びることは生徒の時間を奪っていることになるし、縮むことはレッスン代を奪っていることになる。

だからこそ時間とは真摯に向き合わなければならない。

 

 

その話をきっかけに、私は何があっても1時間ぴったりで終わらせようと気合を入れ直した。

前日の練習では53分だったレッスン。残り7分を伸ばすために2ポーズ追加して、わかりにくい説明をゆっくり話すことを心がけてみた。

 

結果本番は1時間13秒!!

目標を達成してよりやり切った感でいっぱいになった。

あのとき妥協して、時間を適当に捉えていたままだったらこの達成感は得られなかったと思う。

 

 

発表自体もすんなり終えることができて、自分的には結構満足。

ただ、やはり課題も多く見えてきた。

 

まず、長年朗読をやってきたせいで、落ち着いた口調になりすぎてしまうこと。

その結果レッスン自体が単調になって飽きられてしまう。

 

レッスン後にコメントをそれぞれ受けた生徒からもらうのだが、やはりみんなから同じことを言われていた^^;

 

これに対して、

太陽礼拝・ピークポーズでは①もっと声を張る②語尾を切る③はっきりとした口調で話す

という3点のアドバイスを名嘉先生から頂いた。ありがたいm(_ _)m

 

そして、アジャストの自信のなさ。

怪我をしている人へどれだけ手を加えて良いのか。

自分のアジャストはあっているのか。

そもそもミスアライメントの把握が100%じゃないので、正誤のジャッジが曖昧。

そういった不安は直接手に出るもので、やはり「力が足りなかった。」などの指摘を頂いた。

 

経験を積んで、アライメントを理解し直し、先生から学んだアジャストを何度も繰り返し練習していこうと思う。

大学の友達に練習台になってもらうしかないかな😂

早くヨガサークル作らにゃならんと思った1日でした。

 

発表後はオーナーと先生と生徒との3者面談で、10日間を通してとデモレッスンのフィードバック。

温かい言葉をかけてもらい、ここで10日間終わったんだという実感が初めて湧いた。

 

そしてキャンプファイヤーでフィナーレ。

このときmira先生が歌ったシヴァのマントラがずっと忘れられない。

合宿が終わってもう3日経つが、鮮明に鮮明に覚えている。

 

シヴァは破壊神。

何かが終わることで何かが始まる。

始まりのためには一度終わりが必要。

シヴァのマントラを歌って合宿の一切を終えた。 感動とかじゃなくて、心臓をギュと掴まれる感じ。

「もっともっと学び続けたい」そんな想いにさせる言葉だった。

 

大好きなキールタンになったので、忘れないようにここに記しておく

Shiva Shiva Shiva Shambo x4

Maha Deva Shambo

 

 

 

《概観》

かなり濃密な10日間だった。

参加費以上の経験になったと思う。

だからこそこのまま、楽しかった!で終わらせたくないという気持ちがすごく強い。

この事業を作った方のためにも、自身の知識を惜しげなく提供してくださったmira先生のためにも

この十日間を新たな物へ昇華させて恩返したいという気持ちで一杯。

合宿が終わってからそんな気持ちは冷めていくのかと思ったのだが、むしろ次の目標に対する熱は高まり続けている。

 

このブログを通して、これからの活動や考え、悩み様々なヨガに関することを綴り続けていきたい。

いつだって原点のこの沖縄での日々を振り返られるから。

 

 

 

 

RYT200合宿レポート 

【合宿所までの移動】

 

8時 自宅発(北海道)

11時10分 那覇空港へのフライト

14時50分 着

18時30分 ヨガ道場着

 

(10時間半の移動時間)

 

翌日からの講座に備えて初日は夕食の後すぐ就寝。

部屋割りは

4人部屋と2人部屋×3(女子)と1人部屋(先生・男性1人)

で、くじ引きで決まった。

 

私は4人部屋が当たった。

シャワーひとつだったから、帰宅後の風呂順じゃんけんが恒例行事になった笑

 

二段ベッド×2  で12畳くらいの部屋

オーシャンビューでめちゃめちゃ素敵な部屋なはずだが、太陽が登る前に道場へ行き夜更けに部屋へ帰るので全く堪能する暇なし(^_^;)

 

 

 

 

■基本的合宿中のスケジュール

 

4:45 起床

5:30 朝ヨガ

6:30書く瞑想

6:50散歩

7:00掃除

7:30ご飯

8:10復習

9:00座学・トレーニン

12:00ご飯

12:40座学・トレーニン

16:50輪になって思っていることを互いに吐き出す(シャットサンガ)

17:20~18:00夕食

18:00〜23:00座学・トレーニン

 

 

■起床時のルーティー

体をシャワーで清める(朝ヨガに臨むため)

歯磨き

舌ごけの清掃(銅で出来ている専用の器具を使う)

顔洗い

着替え

【朝ヨガ(太陽礼拝)】

 

 眠過ぎで頭全然働いていない笑

 日を重ねるごとに勝手に体が動くようになる

 

マントラ斉唱】

 オーム シャンティ シャンティ シャンティ

 ※オーム=宇宙で初めて生まれた音 A=はじまり U=持続 M=終わり

【書く瞑想】

 ①昨日の出来事を記す

 ②その出来事に対してどう感じたか

 

 

事実と感想を分けて記すことで、自分の思考のクセを知る目的。

(後ほど書く瞑想だけにクローズアップして記事あげます。その時10日分の日記も載せる予定)

 

文章を綴るのはとても好きなので結構楽しい時間だった。

 

【歩く瞑想】

10〜15分程度、海岸沿いを黙って歩き、瞑想を行う。

景色や空気が気持ちよくて、正直なところただ散歩していただけだった^^;

黙って行うものだが、みんな我慢できずしゃべっていた笑笑

【カルマヨガ】

見返りを求めずただただ奉仕を行うヨガ。

(スタッフが掃除めんどいからヨガという名目で我々に仕事を与えているのでは?と性格の悪い考えが一瞬頭をよぎったのはここだけの話)

「カルマヨガ」と仰々しい名称だが、実際の内容はシンプル。単純に割り振られた場所を清掃するだけである。

今回私の担当となった場所は宿舎前の階段と廊下。

清掃をすると、今まで気づかなかった汚れが目につくようになる。と同時に、これまで宿舎が大事にこだわりを持って保たれていることに気づく。

また、綺麗な状態が保たれているのは当たり前のことではなく、維持してくれている誰かのおかげであることに気づく。

 

これのおかげかどうか不明であるが、10日間でドアを開けて待っていてくれた時、ブランケットを準備してくれていた時など、さりげない行為に対して積極的に感謝の言葉を伝え合っていたように思える。また、誰かのために何かしてあげようという気持ちが前よりも働いていた気もする。

カルマヨガで自分にだけ向いていた目が徐々に他者へと開いていったのかもしれない。

 

私が1番印象に残っているのが、うまく馴染めていないようなキラキラ系の子が、合宿中盤あたりになって、道場に早く来てテーブルを出していてくれていたことだ。すごくさりげなく置いていてくれたので、誰も気づかないか?と思いながら周りを観察していたが、休憩から帰ってきたみんな1人残らず置いてあったテーブルに気づいて、出してくれた人を問い、ありがとうと伝えていた。

もともと持っていた力ももちろんあるが、気遣いができる力が確実に育まれていったのだと思う。

 

誰かのために何かをする。感謝されるためにではなく、お礼を受け取るためにではなく、ただただ奉仕をする。

実際これはかなり難しい行為であるように思える。見返りを求めず奉仕をすることは、win winではないからだ。

自分の時間を提供する一方で自分は何も得られない。目に見えた報いを得ることはできない。

 

嫌な言い方をするとカルマヨガとは自己犠牲の精神とも捉えかねない。

 

しかしこのヨガ、私はこう考える。

お礼がもらいたくて、奉仕する。この時感謝やお礼をもらえたらそれは想定通り。一方で、想定していたお礼がもらえない場合もあるだろう。

その結果生まれる感情はなんだろう?

 

「私、○○してあげたのになんでお礼してくれないの?」=怒り

「あの子は礼儀知らずな人なんだ」=嘲り

 

こういった負の感情へつながることが多い。

 

だからこそ自分の精神衛生のためにも見返りは求めない方がいい。

 

しかも逆の立場から考えると、奉仕を受けた相手にしたらいい迷惑だろう。

勝手にお礼を期待されて、要求してもない奉仕を受けて、さらに勝手に負の感情を抱かれているから。

 

こう考えていくと、逆に、

じゃあそもそも奉仕すらしない方がいいのでは?という発想に至る。

 

これに対して私は、奉仕することで奉仕する側の人間の視点を得られるようになると考えた。

 

自分が奉仕をするときは感謝を求めない姿勢をもつが、奉仕をしてくれた人に対しては積極的に感謝の言葉を伝えたい。

そうすることで日々自分は1人で生きているのではなく、周囲の人がいて初めて環境が形成されていることを実感できるから。

 

なんとなく、そうすることで自分の魂が少しプラスの方向へ前進する気がする。そんなことをカルマヨガをしながら考えていた。

 

だからこそ自己犠牲ではないのだ。巡り巡って、自分を大事にする大きな力となると思った。

 

 

 

 

【食事瞑想】

 

一日3回、7:30と12:00、17:30に食事をとる。

朝はビュッフェ形式で、テーブル一面に美味しそうな朝食が並ぶ。

ゴーヤチャンプルや卵焼き、美味しい焼き魚、煮魚。充実したサラダ。沖縄の美味しいフルーツが出る。

食堂の方が栽培しているアップルバナナというクリーミーで香高いバナナを使用したバナナジュースは感動の美味しさだ。

生涯でこのジュースを超えるものとは出会えないのでは?!と思うくらいだった。今この記事を飛行機で書いているのだが、機長室に乗り込んで今すぐ沖縄へ迂回して大宜味へ連れてけ!!とハイジャックしたい衝動に駆られている。それくらい美味しい。

 

この食事の美味しさは料理人の腕や沖縄の食材によるものであるのだが、実はもうひとつポイントがある。

「食事瞑想」というものの効果が食事の充実度を一段階押し上げているのだ。

 

食事瞑想とは、一口でいうと「黙って食事する」というものである。

昼どきのラーメン屋でだって、そんなのみんなやっているじゃないかと思ったかたもいるだろう。

 

この黙って食事するというのは、より深く説明すると、味覚・視覚・嗅覚をフルに稼働させて食物を感じ、ひたすらに食事と対峙する。ということ。

脳内を食事一点に集中させて、感覚を研ぎ澄ますのだ。

するとどうだろう。今まで普通に食べていたオクラは、ざらざらとした毛の食感が。野菜炒めは具材によって異なる歯応えが。卵焼きの目覚めるようなはっきりとした黄色が脳内に伝わる。

そうすることで、より一層うまみを感じられたり、さらには作ってくれた人への感謝の気持ちなどが胸中に芽生えるのだろう。

 

まあ、裏を返せば、マズイものを食べたらよりそのまずさが鮮明に脳へ伝わるので、結局料理人の腕次第になるのだが・・・笑

 

つまりアイランドアシュラムでのご飯めちゃうま!以上!

後で食事まとめの記事もあげます。美味しすぎて写真撮る前に食べ終えたものも多数^^;

 

 

 

食事瞑想、初めての経験で個人的に面白いなあと思った。

(ここからは、ちょっと込み入った話になるので、興味のない方は飛ばして、レッスン内容に飛んで欲しい)

 

実は私、合宿直前に摂食障害に陥りかけていた。

私の在学する獣医学部というところは、試験が本当に過酷で、6月から8月にかけて十数科目連続でテストがあったのだ。

そんな中でも1人暮らしだから身の回りのことは自分でやらないといけないし、バイトもあるし、いい成績取りたいし、、というふうに長期間自分を追い込み過ぎてしまっていた。

食事を作るのも面倒になり、適当にお菓子で食事を済ます日々。荒れる肌に、たまるストレス。ヨガやってる暇もないからメンタルは加工し続けてしまった。

唯一甘いものを食べている瞬間だけが幸福を感じられるため、1日でお菓子のファミリーパックを食べ切る日もあった。

ただ、太りたくはない。その気持ちは強くあった。でもお菓子は食べたい。

この葛藤から、「あ、食べても吐き出してしまえばいいのか」という思考へと陥り、八月中は、毎日食べては吐きを繰り返していたような気がする。

 

こんな背景がありながらの合宿参加だったので、より食事瞑想のありがたさを感じた。

また、規則正しいバランスの取れた生活のおかげで、「自分を大切にする方法」というのが学べたような気がする。

 

この合宿はRYT200を取得するというのが目標ではあり、ヨガを学ぶものが集う場所である。

ただ、精神疾患に悩まされている人こそここでヨガに触れて学ぶべきなのではないかと思う、

ヨガの精神はメンタルを整える手段の宝庫だし、規則正しい生活、RYT200取得という目標に、適度な緊張感。

身近に広がる雄大な自然環境。

「整える」ための環境が全て揃っている。

 

いや、結局は、

初心者から経験者までどんな人にもこの合宿を勧めたい。

それくらい充実した最高の10日間だった。

これからその魅力について引き続き紹介していきたい。

 

 

【レッスン】

大体1日の構成としては

朝ヨガ 朝食 ①レッスン 昼食 ②レッスン 夕食 ③レッスン

という感じ。

基本的にどのレッスンも座学→アーサナという流れになっている。

流石に食後にウルドヴァダニュラーサナ(上向き弓のポーズ・ブリッヂ)とかやったら口からバナナジュース出るからねえ。

(↑覚えたてのポーズ名言いたかっただけ)

 

まず座学。

基本的に市販の教科書×3と先生お手製のテキスト×2を使って学んでいった。

市販の方は

①ヨーガスートラ

②解剖学の本

③サイエンスオブヨガ(ポーズの説明と筋肉と関節の働きについて)

 

お手製テキストは

アーサナ

②哲学・指導法 

 

 

 

 

 

 

 

 

【RYT200のカリキュラム構成】

 

まず、そもそもRYT200について軽く説明しよう。

これは全米ヨガアライアンス協会がヨガインストラクターの水準を高めるために設定したもので、国際的なヨガインストラクター資格である。

規定のカリキュラム構成としては

①実技100時間

②方法論25時間

③解剖学・生理学20時間

④哲学30時間

⑤指導法5時間

⑥自習20時間

(年により変更あり) 

となっている。

また、スクールによってどの点に力を入れるかがかなり異なるので、カリキュラムはあれど、中身はそれぞれ様々らしい。

私が受講したスクールは、私の体感上、指導法に結構力を入れている気がした。

デモレッスンをする上での適切なキューイングの出し方や、アジャストなど丁寧に教えてもらい、インストラクターになることを強く意識できた。

 

 

RYT200を持っているからヨガインストラクターになれるというわけではないし、RYT200持っていないインストラクターの方でも指導力に富んだ方は数多くいる。ただ、ヨガを教える上で重要な基礎的知識を修了したという証明になるし、体系的にヨガを学びたいにとてもおすすめの資格である。

実際、今回の合宿でも私のようにド初心者から、もうすでにインストラクターとして3年ほど活躍している方まで幅広いレベルの人が参加していた。

 

年齢層も幅広く、今回は19〜44歳のメンバー構成。

また、バックグラウンドはもちろんバラバラ。

モデルから会社員、学生。価値観も生まれも育ちも異なっており、共通点は「ヨガが好き」という一点のみ。

そんな人たちがアイランドアシュラムを選び、さらに「8月開催」を選んで、はるばる沖縄へやってきた。

ちょっぴり運命論を信じたくなるような、そんな合宿だった。

 

 

【方法論・実技】

まずは座学から入る。

アーサナごとで抑えるべきポイントを先生が実演しながら確認していく。

主な内容としては、①使う筋肉・関節 ②ポージングによる効果 ③正しいアライメント ④誤ったアライメント ⑤プロップスを使った指導法 ⑥アジャストメント法 ⑦口頭説明法 である。

これらを学んだ上で、実際に実技へと入っていく。

 

 

1〜7までが纏まったオリジナルのテキストが配布されたのだが、全レッスンが終わった今、本当にこれは私にとっての宝物になった。

 

この合宿に参加する前は、インストラクターの指示通りアーサナをとって、口頭・直接のアジャストを受けて、直しての繰り返しだった。毎回点での情報しか与えられないため、自分がどこがどう間違っているのか・正しいものはなんなのか全然わからなくて毎回もやもやしていた。

(自分の性格上、全容を予め伝えてもらえないとコツを掴めないのもあるが)

このテキストをもらってからは意識を向けるべきポイントや筋肉の働き、正しいアライメントがよくわかり、前よりもアーサナがとってもとりやすくなった。

先生が講座の中でよく言っていたのが、「正しいアライメントでとるアーサナは痛くない」という言葉だ。

私は今までダウンドッグすら辛いと思っていた(笑)し、ヴィラヴァドラーサナ2とか終始プルプルしていた・・・

 

 

重心の置き方とか、基本姿勢とかがわかってからもともと好きだったヨガがより楽しく思えるようになった。

本当にこれもいい収穫。

 

 

♡これから受ける人へ

先生オリジナルのテキストはたっくさん汚そう。メモしまくろう。

特に大事なことたくさん口頭で説明してくれます。

先生からは「知識を余すことなく説明したい」というパワーがとても受講中伝わってきます。

だからテキストに書いてあることだと思っても、口で説明していることは全て書き留める勢いでテキストにメモしよう。

きっとこれから先ずっと宝物になると思います。偉そうにごめんなさい。

終わってからテキストを読んで、そんな思いが強くなっています。後悔なきよう。タパスです!!!!(用法違うかもw)

 

 

 

 

 

【解剖学】

まずは人体の骨の構造や筋肉のつき方、関節の種類や動き方をメインに学習。

ヨガにそんな細かいことって必要なの??と思う方もいるだろう。

私も初日、ここからスタートなの?と驚いた。

もっとポーズをとって、正しい形を体で覚えるみたいなイメージを持っていた。

だが、日を追うごとに基礎的な知識がポーズを整える上でかなり重要になることを体感していく。

それはもちろん、正しいアーサナ(ヨガのポージングのこと)をとるためにというのが第一目的だが、実はレッスンを構成する上で非常に重要なポイントとなるのだ。レッスン構成の記事で後述するので軽く頭に留めておいてほしい。((URL後で貼り付け★))

 

 

【哲学】 

語るべきところがありすぎて、今回はヨガの中でも基礎部分の学習で終わった感じだったのかな?

おそらくRYT200ではヨガの聖典であるヨガスートラの軸の部分をメインに扱い、RYT300(500)で枝葉の学びへ移行するのだろう。

意外とヨガって宗教に関しては寛容で、キリスト教を信じようが、仏教を信じようがオールオッケー!

目的はおんなじだけどただ手段が違うだけやん?みたいな感じだったのがとても好意的だった。(拡大解釈しすぎてたらすみません)

ヨガは世界中で広まっている要因の1つに、宗教に対する懐の深さがあるのだろう。

 

私自身周りの目をめちゃくちゃ気にするタイプで、人と比べて今日まで生きてきた。

ただ、初めのうちはそれのお陰で、勉強でも部活でもなんでもライバル心を燃やして結果を積み上げてきた。

ただ、最終的に精神を壊してしまったので、この機会にヨガに出会えて軌道修正チャンスを得られたのは幸運だったと思う。

そういうふうに思えるくらい今回の哲学の話は心に深く刺さった。

我々がよく言う「ヨガ」つまりアーサナを取る行為は、ヨガを構成するほんの一部に過ぎない。

なんのためにヨガをするのか、どうなりたくてヨガをするのか。ヨガとは一体何なのか。

 

根幹を学ぶことで、毎レッスン気を引き締めて望めるようになった。

そしてまた、先生の言葉がとても捉えやすくなった。

 

 

 

シャバーサナで爆睡していた過去の私は沖縄へ置いてきたのだった。笑